新着情報
2019.06.17
「絹の滝」をご存じですか?
絹糸を垂らしたような幻想的な滝
中伊豆の滝といえば「萬城の滝」が有名ですが、もうひとつ、こんな滝もあるんです。
場所は、伊豆自然村キャンプフィールドに接する森の中。
高さは約20メートル。岩肌を伝う幾筋もの水が、まるで絹糸を垂らしたように見えることから「絹の滝」と呼ばれています。
この滝の別名は「不動の滝」。
その由来は、滝の中腹の岩棚に安置された不動明王像です。
なんでも、その不動明王像には「寛政十一天春十八月日」の銘があるのだそう。
たおやかな流れを見せている「絹の滝」ですが、荒々しい別名を持っているのも興味深いことです。
ひとときの涼を求めて、ぜひお出かけください。
絹の滝(不動の滝)への行き方
伊豆自然村キャンプフィールドの建物を右に見ながら、冷川沿いを上流に向かい歩きます。
1分も歩くと見えてくる右手の森の入口に「絹の滝」の案内板があります。ここから、森の中に入ります。
滝への道は、整備が行き届いています。
案内板から滝までは、歩いて約5分。山道ですが、小さな流れには頑丈な木の橋をかけるなど、歩きやすく整備されています。
こちらは、伊豆自然村キャンプフィールドから見える冷川の砂防ダム。絹の滝ではありませんが、なかなかの爽快な眺めです。